お金持ちの方程式 橘玲氏の本を読んで見つけた課題
投資は難しく、面倒だ
お金持ちになるのはとても複雑で面倒なものだと考えてきました。でも、資産形成にかんする勉強、研究を深めていく中でそれが明らかな誤解だとわかりました。
投資の世界にはPBRとかPERとかROEとか色々と英語、横文字系の技術的なワードも多くて、聞くだけで面倒だと思うこともありますよね。
私は会社では数字を扱う仕事がこれまで多かったので財務分析やこれらの横文字については見聞きする機会は多かったのですが、それでもプライベートのこととなると、投資のことを考えるのは面倒でこれまで投資については熱心にやってくることはなかったです。
でも、40代に入りセミリタイアも視野に入れながら自由な人生を実現するには投資の力なくして、これを実現することはほぼ不可能、という結論に達しました。
とても単純で明快なお金持ちへの道
では、どうすれば資産は積み上がっていくのか?
様々な本を読んで研究しましたが、その中で一番しっくりきた考え方を紹介します。
橘玲氏の「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」で示されていた内容ですが、これがいい意味で単純で明快でした。これまで小難しく捉えていた投資に関する考え方をひっくり返してくれるものです。
資産形成 = (①収入ー②支出)+(③資産×④運用利回り)
新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 橘玲より
この考え方はどちらかというと、木の幹みたいなもんですね。
PERやROAが投資の考え方の枝葉みたいなものに対して、資産形成にあたっての土台となる考え方というか、基礎という感じがします。
橘玲氏はこうも書いています。
この方程式からお金持ちになるには、次の3つの方法しかないことがわかります。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 運用利回りを上げる
新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 橘玲より
言われてみると、当たり前のことではあるんですが、ここで大切なことは収入、支出、運用とそれぞれを個別に捉えるのではなく、それらは一つの流れであり、結びつきが大切なんだということです。
例えば、収入が高い人であっても、生活水準が高すぎるために毎月の家計は赤字という人、いますよね。これでは、せっかく高い収入であっても投資に投下できるお金のボリュームを積み上げることができないので、結果的にお金持ちにはなれません。
収入を極力大きくし、適度な範囲で質素に努め、溜まったお金を最大限投資に回し、効率的に(高い利率で)運用する。
この一連の流れが大切なんだ、ということを教えてくれます。
資産形成方程式での私の課題
資産形成は総合戦であることが分かりました。バランスを保ちながらも、それぞれの要素のアウトプットを高めていくことが大切だと分かりました。
渡しの場合は収入を大きくすること、に力を入れすぎており、一方で支出については結構、散財も大きくもっと種銭を増やすことができたんだろうと感じています。
さらに、運用に関しては冒頭の通りあまり積極的にやってこなかったので、これからは収入は更に高めるべく努力し、課題の支出と運用の課題を克服して資産最大化、50歳までに一億円、3年後の46歳までに5千万円という目標を達成したいと思います。